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japanese.china.org.cn |18. 05. 2023

ミャオ族の夫婦、村々をめぐり映画を上映

タグ: デジタル映写機
中国網日本語版  |  2023-05-18

写真はCFPより

 石安林さんと妻の石敏咪さんが16日、広西チワン族自治区柳州市融水ミャオ族自治県拱洞郷高武苗寨でコレクションの映画フィルムをチェックした。

 拱洞郷と大年郷は雲貴高原苗嶺山脈の南東部、桂北山区の大苗山に位置する。村は険しい山の中に点在し、村と村が遠く離れている。映画を上映するためには数多くの困難を乗り越える必要がある。以前は道路がなく、夫婦は歩くだけでなく、4、50キロの映写機、フィルム、スピーカー、スクリーンなどの機材も運ばなければならなかった。風が吹き雨が降ると、二人は泥水を渡り、さらには風雨による土砂崩れや倒木などの危険に備える必要があった。

 今や夫婦のデジタル映写機は先進的になった。村と村がコンクリート舗装道路で結ばれると、交通機関もマイクロバスになった。夫婦は20数年に渡り、山奥の村をめぐり20数万キロを歩き、映画を5000回超上映した。大苗山のミャオ族の村に楽しみと知識の種を数え切れないほど撒いた。

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