イ族の伝統行事「花臉節」、人々が顔を黒く塗り合う

写真はCFPより

　雲南省文山チワン族ミャオ族自治州丘北県のイ族の住民が18日、伝統ある盛大な行事「花臉節」を迎えた。人々は祝日を楽しく過ごした。

　花臉節は丘北県のイ族の伝統行事で、1000年以上の歴史を持つ。昔の人々が鍋の煤で顔を黒く塗り魔除けしたことからその名がつけられた。

　行儀の期間中、イ族の家は家畜を殺し、遠方から来た賓客を歓迎する。また相撲、山歌、弦子舞などの娯楽イベントを開催する。民族の歴史と文化を伝承しながら、現地の「黒を尊び、黒を美とし、黒を楽とし、黒を縁起物とする」という民族特色文化が徐々に形成された。人々は鍋の煤を顔に塗り合い、幸運と幸福を共に祈る。