宋のハスの種、千年後に開花

写真はCFPより

　浙江省の麗水市博物館で19日、宋の時代の1000年の歴史を持つ古いハスが再び開花した。

　古いハスの愛好家である、呉東海氏が栽培した宋の古いハスが昨年、初めて開花した。このハスは今年7月10日に再び開花し、いくつかのつぼみができ、約10日後に再び花開いた。

　麗水市博物館の元文博研究館員で、古いハスの愛好家である呉東海氏によると、このハスの種は2017年に南京市を流れる秦淮河の汚泥処理を行った際、宋代の地層から出土したもので、今から約1000年前の物だ。呉氏が2019年に種を入手し、その殻を剥き6個植えたところ、すべてが「復活」した。