中国の婺劇公演がエチオピアで開催

　中国とアフリカの文化交流の促進を目的とした、浙江婺劇芸術研究院の特別公演が8日と9日にそれぞれエチオピアの首都アディスアベバのアフリカ連合（AU）本部とエチオピア国立劇場で行われ、1000人以上が鑑賞した。

　2回の公演で、浙江婺劇芸術研究院は『三打白骨精』、折子戯、嗩吶（チャルメラ）独奏などの演目を披露し、喝采を浴びた。

　AU本部での公演で、中国駐AU使節団の胡長春団長は次のようにあいさつした。今回の公演は、AUの前身であるアフリカ統一機構の設立60周年にあたる時期に行われた。中国側は中国アフリカ協力フォーラムと「一帯一路」共同建設の提唱のもと、これまで通りアフリカと密接に協力し、全面的な交流と相互学習を強化し、人民の友好を増進していく。

　婺劇は「金華戯」とも称され、浙江省の地方演劇の1つ。2008年に国家級無形文化遺産に登録された。