星雲のような成都SF館、「次元の壁」を超える

写真はCFPより

　第81回世界SF大会が18日に開催される。本大会のメイン会場である成都SF館はすでに全面的に完成し、検収を終えており、そのSFチックで未来的な姿を正式に披露した。

　成都市郫都区に位置する成都SF館の建築面積は5万9400平方メートル。建物の外観は1個の恒星を中心に広がる星雲をイメージしている。建築ホールの明かり採りは三星堆金箔面具からアイデアを得ており、1382平方メートルの「SFの目」を作った。これは138億2000万年の宇宙の年齢を意味している。日差しと星明りが「SFの目」から中庭に注ぎ込み、古蜀文明と現代SF文化の千年の時を超えた対話を実現する。