墓から出土した金銀などの小型人形
一号墓は秦の始皇帝陵の外郭の西側約440メートルに位置し、平面では「中」の形を示し、南、北の墓道と墓室の三つの部分から構成され、墓道の両側には三つの車馬副葬坑があります。墓からは大量の陶器、銅器、玉器、鉄器および金銀製の小型葬具が出土しました。金銀製の小型葬具には金銀ラクダ、舞袖俑(俑は人形)、吹奏俑、百戯俑(楽舞・雑技を演奏する人形)、騎馬俑、猟犬などがあります。特に小型の金属俑は、これまでに発掘された大型兵馬俑の造形スタイルによく似ています。