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japanese.china.org.cn |24. 03. 2024 |
秦の始皇帝陵一号墓で、大量の金銀玉製副葬品や木製馬車を発見
タグ: 始皇帝
中国国際放送局 | 2024-03-24
墓道から出土した木製四輪車
このほか一号墓では、ながえ一本のみの四輪木製馬車も発見され、色彩が付いた四角形の完全な形の車蓋(日差しや雨を遮る傘の役割を果たす)も残っており、鮮やかな赤色が完全に保存されています。副葬坑から5組の車馬が出土したのは極めて珍しいことです。
考古学者によると、一号墓の年代は戦国末期から秦の統一(中国全土統一)までの時期であり、墓に眠る人の身分は極めて高く、秦の「帝国第一副葬墓」であり、これまでに発掘された墓で規模が最も大きく、等級が最も高く、保存状態が最も良い秦の高いランクの貴族の墓であるとのことです。(任春生、榊原)
「中国国際放送局日本語版」2024年3月24日