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「嫦娥一号」設計師:衛星の寿命最期に月面着陸試す
  記者:軌道突入後、ペイロードの展開失敗や故障が起った場合の対処法は?

  孫輝先氏:もちろん我々はそのような事態が起こることのないよう願っている。やるべきことは全てやり、非常事態が起こるはずはないと信じている。ただ、宇宙飛行事業はハイリスクな事業であることから、異常事態発生に備え、我々は多くのシミュレーションを行っている。宇宙で機器が故障した場合、機器の再起動や搭載してきた一部設備のバックアップ使用などの緊急措置を講じる。このほか、科学目標によっては、一台の機器で実現できないものもあり、もしひとつが故障した場合、他の機器の代用で目標を遂行する。このような場合、ある程度不十分な点が生じることは止むを得ない。

  記者:衛星使用後の回収問題への対策案は?

  葉培建氏:「嫦娥一号」衛星の寿命は1年だが、我々は順調な運行によって、その寿命を伸ばしたいと思っている。また、「嫦娥一号」B星を準備しており、「嫦娥一号」衛星の運行状況が非常にスムーズであれば、B星を改造し、レベルアップを図る。

  「嫦娥一号」衛星の回収は不可能で、可能性としては2つ考えられる。まず、月軌道のごみとなる。それ以外に、月面着陸という第2期プロジェクトへの利用を考えている。衛星が落下するとき、周回軌道を高軌道から低軌道に移した後、月面に落下する。「嫦娥一号」衛星の寿命の最期には、月面着陸を試してみることを検討している。

  「人民網日本語版」2007年10月25日

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