2006年5月18日に開館した首都博物館は、雄大なスケールの建物、豊富な展示品、先進的な技術と完備された機能で、「歴史文化名城」、「中国文化の中心地」、「国際化の大都市」としての北京の位置づけにふさわしい、国内ではトップクラス、世界でも先進的な博物館となっている。
首都博物館の展示は、北京市で出土した文物を主なものとし、北京の歴史、文物、考古学及び関連学科の最新の研究成果をも吸収し、内外の博物館の成功した経験を参考にした北京の特色が豊かなものとなっている。
「古都北京・歴史文化編」、「古都北京・都市形成編」、「昔の北京の民俗展」などをテーマとする常設展示は、華やかな北京文化と北京の都市の変遷ぶりをPRし、首都博物館の目玉としての展示となっている。
部門別展示では、「古代磁器芸術銘品展」、「燕地(昔の北京地域)青銅芸術銘品展」、「古代書道名作展」、「古代絵画名作展」、「古代玉芸術品銘品展示」、「古代仏教芸術銘品展」、「古代文房四宝銘品展」などがある。これらの展示は文物5622点からなるものである。
首都博物館では、特別展もときどき行われ、北京の文化とその他の地域の文化、中国文化と世界文化の交流の舞台ともなっている。
アドレス:復興門外大街16号
電話:63370491 63370492
交通:1、4、52番バスの総工会ビルバス停で下車。37番バス三里河東路南口バス停で下車。650、708、26、727、717番バスで白雲路バス停で下車。
開館時間:09:00~17:00(入館は16時まで。月曜日は休館日)
入場料:大人30元、学生15元
公式サイト:http://www.beijingmuseum.org.cn/
「チャイナネット」2007年6月