挨拶をする宮本大使
中日両国のアーティストたち
2007年「中日文化・スポーツ交流年」の開幕を祝うため、3月12日午後、日本国駐中国大使公邸で盛大なレセプションが催され、宮本祐二日本国駐中国大使、浅野外務副大臣、日本側実行委員会の内田欽也事務局長、中国側実行委員会の孟暁駟文化部副部長、中日両国のアーティストたちが出席した。
宮本大使は挨拶の中で、中日文化・スポーツ交流年の最初のイベントとして、13日「中日スーパー・ライブ・イン北京」コンサートが開催されることになっており、これは中日アーティストの共同作業で、これらのイベントを通じて、中日両国の若い者たちがお互いの文化についてよりよく知り、中国と日本の距離がさらにちじまることを期待している、と述べた。
浅野大臣は、昨年、中国文化フェスティバルが開催され、中国の若手アーティストのすばらしいパフォーマンスは大好評だった。今年の文化スポーツ交流年は来年の北京オリンピックにつながるもので、さらに2010年の万博に盛り上げる起爆剤にするよう努めたい、と挨拶の中で述べた。そして、今年、日本政府は中国の170カ所の大学にDVDを寄贈することになっていることを明らかにし、その場で、テレビドキュメンタリーを中心とする現代日本を紹介するDVDを北京大学など中国の5カ所の大学に寄贈した。
孟暁駟文化部副部長は、中国側も中日文化・スポーツ交流年を大変重視しており、百近くのイベントが準備されている。中日共同の努力のもと、中日文化・スポーツ交流年は、両国国民が心を通じ合い、友情を深めるうえで積極的な役割を果たすことを期待している、と述べた。
日本側実行委員会の内田欽也事務局長は「中日文化・スポーツ交流年」のロゴマークとキャッチフレーズを発表した。
そのロゴマークとキャッチフレーズは中日の間で公募し、選出したものである。そのロゴマークとして、チャイナを代表するCと日本を代表するJがハートの形をなし、中国と日本の国民が心を合わせて、ますます友好の絆を固く結んでいこうという意味が込められている。キャッチフレーズは「期待を未来へつなげよう」(中国語では、心的期待、新的未来)であり、中日両国国民が両国関係の発展を心から願い、この心は両国の未来とつながり、両国国民及びアジアと世界に幸せの希望をもたらす意味である。
中国側の歌手紀敏佳さんと日本側のw-inds. 、後藤真希、平原綾香、中孝介などがそれぞれ挨拶の言葉を述べ、紀さんは「明日のライブを楽しみにしております。歌で両国の架け橋になれれば嬉しい」という期待を語った。
「チャイナネット」2007年3月13日