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日本青年交流代表団に参加して

私が中国に興味を持つきっかけとなったのは、2005年1月の2泊3日の北京・天津への旅行でした。初めて中国を訪れてみて、一番印象に残ったのは高層ビルの建築ラッシュです。建築関係の仕事をしていたこともあり、至る所に林立するタワークレーンを目にした時、中国の経済発展の凄まじい勢いを感じ、感動すると同時に羨ましくさえ思いました。

また、もともと一人旅が好きで、学生時代は地図を片手に歩き回るような旅をしていました。このような旅のほうがより深くその土地のことを理解できると思ったからです。中国でも、「自分の足で歩き回り、もっといろいろなことを知りたい、見たい」という思いに激しく駆られました。

その後、独学で中国語の勉強を開始。今年9月には日本青年交流代表団の一員として北京・武漢・上海の三都市を訪問する機会に恵まれました。中国は何度訪れても毎日が新発見と驚きの連続です。今回も心の中で何度も軽い驚愕の声をあげずにはいられませんでした。特に印象に残っているのが、武漢での出来事です。

武漢ではホームステイを体験し、私はホストファミリーと一緒にデパートに出かけました。そのデパートの洋服売り場の一角には旗袍(チャイナドレス)があって、私は好奇心から「旗袍を見てみたい」とホストファミリーに言いました。

気に入った旗袍を試着していると、試着室の外で年配の販売員が「なぜ旗袍なんかを着たがるのか?」と大きな声で話しています。私はどうしてこのようなことを言うのか不思議に思い、ホストファミリーのお母さんに聞いてみると、「旗袍を着るのは結婚式の時なの。今は結婚式でも洋服が主流になり、旗袍を着ることはめったにないし、私自身も旗袍は持っていないのよ」と教えてくれました。

この答えを聞いて、年配の販売員が言ったことも納得できました。このことは日本であれば、不快に思う人もいるかもしれません。しかし私はこの販売員の言動を面白いと感じました。私は元々ざっくばらんな性格なのですが、中国の人は私以上にざっくばらんだとも思いました。

限られた時間の中での訪問だったため、中国の人たちとじっくり接する時間はありませんでしたが、いろいろな人に会えば会うほど、もっといろいろな人と出会い、交流したいと思いました。

私と中国との関係はまだ浅いですが、これからも自分なりに何かできることがあれば参加していきたいと思います。そして、このような一個人の小さな交流が、いつかは国同士の大きな交流へと繋がっていくことを心から願っています。

                                                        (筆者は松田千枝さん)              

「人民中国」より 

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