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桜の満開の頃に日本について語る(一)

高校時代、学校に日本から交流団の生徒が訪れ、ホームスティの中国側のホストとして、わが家が選ばれました。一年後、学校側が訪日交流団を日本に派遣する際、私もその中の一人に選ばれました。その時、萌ちゃんという子のお宅にホームスティすることになりました。

学校生活

東京の町はとてもきれいで、緑化の植物はちゃんと剪定されていました。都市の中の公園はすべて入園は無料で、私と萌ちゃんは毎朝二つの公園を通りぬけて学校に通いました。

日本の高校の教室では、生徒たちは伝統文化と関連のある知識と技能を学んでいました。学校は生徒たちに民族の伝統文化がよりよく知るにどうすればよいのかということを教え、茶道、生花、料理、書道、剣道、レスリング、柔道、弓道などのクラブ活動がありました。私が訪問した日本明星学園では、100ぐらいの選択科目があり、学生たちは自分の趣味、個性に合わせて、自主的に自分の高校学業を終えることができる仕組みになっていました。

明星高校では、体育の授業の内容はとても豊富でした。まず四人リレー、そして、110メートルハードル競走、砲丸投げ、走り高跳び、200メートル競走。110メートルハードルの中で、日本人の女の子がハードルを越えようとした時転んでしまい、石と砂で舗装されたグラウンドでヒザに擦り傷をしたにもかかわらず、そこでやめてしまうのではなく、すぐ立ちなおって、ゴールまで走り続けました。彼女のこうした一生懸命頑張る精神に感動しました。

教室棟の明るい廊下を渡って、一列に並んで掲げられているちゃんと表装した書道の作品の果てるところが書道の教室でした。斎藤先生は23年間も書道を教えているそうですが、中国文化が大変好きというお方でした。3回も西安の観光名所碑林を訪ね、珍しい拓片を持ち帰ったばかりでなく、娘さんに中国で勉強するよう励ましていました。書道の授業では、よく生徒たちに中国の古代の詩の朗読を教えていました。生徒たちの書道への関心を高めるため、それまでの生徒たちの書道作品をスキャニングして、記念にCDの中に収録していました。 

                       (筆者は郭蘇さん)

「チャイナネット」

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