第3回中国国際アニメ・漫画フェスティバルの開幕式が28日、浙江省杭州市で行われた。今フェスティバルは、中国国家広播電影電視総局(ラジオ・映画・テレビ放送担当部門)が杭州を固定主催地に決定して以来、初めての開催となる。期間中は、展覧、フォーラム、コンテスト、イベントの4種類・計30項目の催し物が行われる。
フェスティバルで行われるイベントの1つ、中国国際アニメ・漫画産業ハイレベルフォーラムが明らかにしたところによると、現在中国には33の児童向けチャンネルと4つのアニメチャンネルがある。放送システムの向上に伴い、国産アニメ作品のレベルも大きく向上し、視聴率も上がっているという。
国家工商行政管理総局が全国27の省(自治区・直轄市)に対して行った統計によると、現在全国のアニメ・漫画制作会社は5473社に達し、レベルの高い制作会社も多く登場している。去年生産したアニメ作品が2000分間以上に達したアニメ製作会社は全国10社にのぼる。
写真(1):アニメのキャラクターと記念撮影する子供たち=28日
写真(2):香港の展示コーナーでゲームを遊ぶ子供たち=28日
「人民網日本語版」2007年4月30日