このほど、中国雑技団有限会社による最初の情景雑技『絢技絵巻』が北京の保利劇場で公演され、観客たちの間で好評を博した。『絢技絵巻』は日本の興行業者のはからいで、日本で120回公演をおこなうことになっている。これは中国雑技の国際市場進出の第一歩と見なされている。
メーデー連休の間、『絢技絵巻』は保利劇場で公演され、劇場は超満員で空前の盛況であった。「雑技の現場はたいへん美しい。伝統雑技のようにスリルを感じさせるばかりでなく、芸術の美しさも満喫できた」と観客たちは高く評価している。
『絢技絵巻』は中国最初の情景雑技であり、墨の文化を基礎として、竹簡書、中国画、印章、囲碁など中国の伝統文化の要素をも取り入れて、ハイテク映像技術とファッショナブルなライト、音楽を組み合わせて、イマジネーションに富む空間を作り出している。
「チャイナネット」2007年5月9日