遣隋使の訪中1400年を記念する「日中交流1400年記念国際シンポジウム」が8日、大阪で開催された。在大阪中国総領事館のウェブサイトが伝えた。
鄧偉副総領事はスピーチで、1400年前に遣隋使が大阪の住吉津から隋を目指して渡海し、海上に中日の友情の橋を架け、両国の経済・文化交流の促進、両国民の相互理解と友情の増進に重要な貢献を果たしたことを高く評価。艱難困苦を恐れず、勇往邁進した遣隋使の精神と勇気を発揚し、中日友好事業に積極的に身を投じ、21世紀の中日友好交流に新たな活力を注ぐよう出席者に呼びかけた。
シンポジウムは今年大阪で開催される最初の遣隋使訪中1400年記念活動で、日中科学技術協力会議、浙江工商大学、住吉大社が共催。両国の学者が研究論文を発表し、遣隋使が中日交流に果たした役割を、政治、経済、文化等の各側面から討議した。
「人民網日本語版」2007年5月10日