13日午後、琉球舞踊に関する研究講習会が北京にある日本国駐中国大使館井出敬二公使(在中国日本大使館広報文化センター所長)宅で行われ、日本大使館広報文化センターのスタッフ、沖縄歌舞劇団のメンバー、中日メディア関係者らがこの研究講習会に出席した。
研究講習会では、沖縄歌舞劇団・美(ちゅら)のメンバーたちによって、琉球舞踊のすばらしいパフォーマンスが存分に披露された。これに先立って、5月12日午前10時、日本沖縄歌舞団・美(ちゅら)による北京公演が北京市懐柔区で行われた。
琉球舞踊は、愛と思いを象徴化した華麗な舞、古武術を象徴化した武の舞、生活に密着した庶民の舞など、多彩な表現力とコントラストに富んだ素晴らしい芸能である。「美」という言葉は、沖縄古来の言葉で「ちゅら」と言う。沖縄歌舞劇団・美(ちゅら)という劇団名には、「伝統と未来を結ぶ美」つまり忘れかけられている文化や習慣、そして心の美しさを再発見しつつ21世紀の新たなる創造へ向けて羽ばたいていきたいという思いが込められている。沖縄歌舞劇団の琉球舞踊は日本全国で公演されているほか、これまでに海外の20カ国以上で公演されている。
なお、沖縄歌舞劇団・美による琉球舞踊の中国公演ツアーは5月6~29日の日程で中国の大連、北京、紹興、寧波、嘉興で行われることになっている。
「チャイナネット」2007年5月14日