日本政府が行っている「日中21世紀交流事業」の一環として日本を訪れている中国高校生訪日代表団は6日、外務省で日本の麻生太郎外相と交流を行った。麻生外相は、「日中両国の青少年の相互理解促進が、日中関係発展の原動力となる。代表団の皆さんが今後、日中両国関係の発展を推し進める重要な力となることを望む」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
天津市、山東省、吉林省、重慶市などの高校生からなる中国高校生訪日団は同日、外務省職員や中日友好団体の関係者らとも会見し、今回の日本交流の旅のまとめを行った。
代表団の周遠清・団長(中国高等教育学会会長)は、「訪日期間中、中日の高校生らは相互理解を深め、友情を促進した。これは両国の長期的な善隣友好関係の推進にとって重要な意義を持つ」と述べた。
代表団は5月30日に日本に到着。東京、山形、愛知、大阪、沖縄などを訪問し、日本の高校や文化施設などを見学、日本の高校生と交流したほか、一般家庭にホームステイをして日本人の生活を体験した。6月7日に帰国する予定。
「人民網日本語版」2007年6月7日