日本の日中青年世代友好代表団の一行220人が、中華全国青年連合会(全国青連)の招きで中国を訪問している。今回の訪問は、1984年の「中日青年友好交流」活動の精神を引き継いだ「中日青年世代友好に向けた中国訪問」と位置付けられている。
最近、外国との青年交流が活発化傾向を示している。全国青連の統計によれば、06年に外国に派遣された訪問団は45回、932人、外国からの訪問団の接待回数は63回、2272人を数え、このうち100人以上の訪問団も13回受け入れた。全国青連は現在、100余りの国の300近い団体とさまざまな形で交流関係を持っている。
▽欧米・アジアに広がる交流
79年に中国と米国の青年リーダーが相互訪問して以来、両国間の訪問団の往来は50回、500人を数えた。
中国と欧州との交流は80年代初めにさかのぼる。英国とは青年研修、業務調査、テーマ別のシンポジウムなどの交流を進めてきた。フランスとは、06年から大規模な交流活動を開始し、これまでに500人が相互訪問した。
アジアでは、99年に日本との間で「青少年交流のための協力計画」が始動し、1500人が相互訪問した。さらに、ベトナムとの間では、02年から「中越青年友好の集い」をはじめとする交流活動がスタートし、これまでに双方から2000人が参加した。
一方、韓国との間では04年以降、2000人の相互訪問が実現。パキスタンとの間で400人、タイ、フィリピンとの間でもそれぞれ200人が往来した。
「人民網日本語版」2007年6月21日