▽アジア・アフリカ・中南米に及ぶボランティア活動
全国青連国際部の責任者によると、外国の青年交流方式は日を追って多様化し、交流分野も広がりを見せ、交流内容も深まっている。02年から始まった中国青年ボランティア海外派遣計画では、これまでに202人がラオス、ミャンマー、タイ、エチオピア、セイシェル、ジンバブエ、ギアナなどアジア、アフリカ、中南米に派遣され、中国語教育、漢方医治療、スポーツ教育、コンピューター訓練、国際救援などのボランティア活動を行った。
全国青連は国際労働機関(ILO)、世界銀行、国連と共同で、中国青年起業国際計画、KAB(ノウ・アバウト・ビジネス)起業教育プロジェクト、就職前教育ネットワーク教室プロジェクトを実施してきた。これまでに、北京、上海、山東、陜西、福建の各省市に5つの地方事務所が設置され、800人の起業講師が配置された。この結果、中小企業104社が設立され、1000人の雇用機会が創出された。
一方、中日青年緑化協力プロジェクトには、2000年からこれまでに16億8000万円の資金を受け入れ、中国の15省(市・自治区)で23件の緑化プロジェクトを推進した。造林面積は1万6900ヘクタール、植樹本数は3557万9000本に達し、日本から1000人余りが中国を訪れ活動に参加した。
「人民網日本語版」2007年6月21日