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日本人が大連の博物館に日露戦争や「満鉄」関係の資料を寄贈

先般、日本人友人池宮城晃氏が大連現代博物館に39点の近現代の資料、実物を寄贈した。大連現代博物館の姜曄副館長によると、これは外国人友人が初めて大連現代博物館に近現代の資料および実物を寄贈してくれたケースである。

伝えられるところによると、今回寄贈された資料、実物は主に日露戦争の頃のものとかいらい満州国時代の「満鉄」関係の資料であり、日露戦争、「満鉄」の研究における重要な歴史資料である。例えば、日露戦争期のロシアの軍用望遠鏡、ロシアのマイト製行軍鍋、コルト銃、日本軍の儀典用服、日本兵の私人の手紙など。そのほかに、かいらい満州国期の「満鉄」支社のほうろうびきの標札、「満鉄」記念プレート、「満鉄」の列車の洗面台など。資料は『日露戦史』『日露戦争実記』写真などがある。

1995年、池宮城晃氏は大連に来て、中国東北地区で資料および実物の整理と採集を始めたのである。研究を通してこれらのものの価値に気づき、寄贈の考えが生じた。

池宮城晃氏が大連市の現代博物館事業の発展に対して大きな貢献をしたため、大連現代博物館は池宮城晃氏に収蔵の証書を発給し、「名誉館員」の称号を授与した。

「チャイナネット」2007年8月31日

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