日中友好は日中共栄という礎によって支えられる。
共栄とは反目を抑え将来の相互共存の展望を目指すことによって相互理解と依存しあった文化的及び経済的な隣人として、長い歴史を共有し、切り離せない地勢学的関係の国家であることを認識なければならない。
地球的見地からは、人類の生存環境が危機的な状態になる前に知恵を出し合って協力しなければならず、日中は世界の国家群の中でその先頭に立ち、実行すべき立場にある。日中は協力して解決しなければならない課題は山積し、やればできる課題も人類史の上でも重要とされる規模であってその数も莫大である。
逆に今、日中敵対関係となることは人類にとって将来に亘って極めて大きな弊害を招くことは明白である。
したがって、日中は単に共存ではなく積極的に共栄を目標に協力する以外、未来に展望を持つことができない。
両国の個人、集団、企業、政治家はその基礎となる友好親善を積極的に実行し、その実行者を支援する体制をつくり、努力をすべきものと考える。
(読者の投稿より)
「チャイナネット」2007年8月29日