中国中央電視台(CCTV)公式ウェブサイト「央視網」技術管理弁公室主任で中国インターネットテレビ局準備弁公室主任の単暁蕾氏は29日、中国インターネットテレビ局は来年から、現在の5つのチャンネルをベースに今後引き続き、財経、映画、テレビドラマ、ディスカバリー、健康、気象、住まい、旅行、教育、民族、音楽、北米、欧州などの各チャンネルを開設し、「央視網」を徐々に中国インターネットテレビ局へバトンタッチさせると述べた。
28日に開局した中国インターネットテレビ局(英文名:CNTV、www.cntv.cn)はCCTVが基盤となり、「央視網」をベースに開設された国家インターネットテレビ放送機構であり、インタラクティブな動画・音声を柱に、インターネットとテレビのそれぞれの特色を一体化した、グローバル、多言語、多様な端末に対応可能なオンライン動画公共サービスプラットフォーム。現在の5チャンネルには、ニュース、スポーツ、総合・芸能、「愛西柚」(ブログ)、「愛布谷」(動画検索)の各チャンネルが揃っている。
中国インターネット情報センターの統計データによると、今年6月末現在、中国には3億3800万人のネットユーザーがおり、インターネットを通じて動画を楽しむネットユーザーは2億2200万人、ネットユーザー1.5人に1人が動画を見ている計算で、オンライン動画市場の規模は現在もなお急速に拡大している。
「人民網日本語版」2009年12月30日