上海インターネット視聴産業発展フォーラムが11日に開かれた。央視網(中国中央テレビ局公式サイト)の趙立凡・総顧問(中央テレビ局元副編集長)はフォーラムに出席し、「央視網は『テレビ局とインターネットを一体化』させた国家インターネットテレビ局を作り上げ、『テレビ』と『インターネット』の特性を融合させていく」と述べた。央視網がインターネット視聴分野における発展計画・構想を発表したのは今回が初めて。
央視網が13日に伝えたところによると、国家インターネットテレビ局は現在、開設に向けた準備段階にある。開設のための前期資金は2億元を超えるという。
国家インターネットテレビ局の準備について、趙氏は「現在国家インターネットテレビ局は現在、初期段階にある。すなわち『テレビ局とインターネットの一体化』という段階で、中央テレビ局の20チャンネルの番組全てをインターネットで生放送することを目指している。さらに、リクエスト、検索、ダウンロード、インタラクティブなコメントなどの機能も付け加える予定だ」と述べる。
趙氏によると、国家インターネットテレビ局の目的は、▽ビデオリソース▽各種新メディア▽携帯テレビ▽インターネット、ラジオ・テレビ網、電話網が一体化した「三網合一」--の4分野で業界のトップに立つことだという。「毎日経済新聞」が14日に伝えた。
「人民網日本語版」 2009年10月16日 |