中国国務院新聞弁公室とイギリスのビジネス･イノベーション･技能省(BIS)が共催する｢第2回中英インターネット円卓会議｣が22日に北京で開幕し、｢チャレンジに直面し、チャンスを共有しよう｣がテーマで、中英両国政府の関連部門や学術機構、ネット業界機構及び有名なインターネット企業の代表約110人が参加した。

国務院新聞弁公室の蔡名照副主任、イギリスのデイビス貿易投資相、中国インターネット協会の胡啓恒理事長、在中国イギリス大使館のウイリアム･イーマン大使らが開幕式に出席した。

蔡名照副主任は基調講演の中で、｢中国のインターネットの発展は著しい成果をあげており、社会生活におけるネットの役割や影響もますます顕著になっている。人々に便宜をもたらすと同時に、青少年の心身の健康を大きく損なうポルノ情報、コンピューターに侵入するハッカー、インターネット運営の安全と情報の安全を脅かすコンピューターウイルス、人々の財産の安全に危害を与える様々なネット詐欺、ネット窃盗など新しい問題やチャレンジをももたらしている｣

｢インターネットが一国の重要なインフラーの一つとなっている現在、インターネット安全は国の安全の重要な一面となっている。インターネットの普及と応用を加速化させると同時に、適切で効果的な措置を講じ、ネットの安全な運営及び情報の安全な伝播を確保しなければならない｣と語った。

蔡名照副主任によると、次の四つの面からインターネットの安全構築を強化しなければならない。

（1） インターネットの安全についての人々の意識を高めること。青少年のネット利用者は自己保護の意識や保護の能力が弱く、インターネットの好ましからぬ情報に侵害される可能性が高い。これは青少年の健全的な成長に悪影響をもたらすことにもなる。そのため、インターネットの安全についての知識を普及させ、人々の意識を高め、自己保護の能力を強めなければならない。