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蔡名照氏:安全で信頼できるインターネットを構築
発信時間: 2009-07-22 | チャイナネット

(2) インターネットの安全についての法的整備を整えること。社会生活の諸分野に進出するに従い、インターネットは現実の生活の外に存在する「バーチャルな社会」でなく、現実的な社会の重要な分野となっている。そのため、法律によってインターネットへの管理を強化することはどうしてもしなければならないこととなっている。

(3) インターネット産業の自律を促すこと。インターネット企業は自ら進んで社会的な責任を担い、法律に則って経営を行い、民衆からの監督を自覚をもって受け入れ、法律によって人々の利益を守るべきだ。

(4) 国際間の協力を幅広く繰り広げること。インターネットの重要な特徴の一つは「世界的範囲で互いにつながる」ということであるので、インターネットの安全には、世界各国の密接な協力が必要である。国際間の協力のチャンネルを切り開き、政府、業界機構および企業の間にさまざまなレベル、さまざまなチャンネルからなる協力のメカニズムを構築すべきだ。

デイビス貿易投資相と話し合う蔡名照副主任

 

デイビス貿易投資相は基調講演で、「中国はインターネットの発展で目覚しい成果を収めた。イギリスのインターネット市場にも巨大なビジネスチャンスが存在している。インターネットは中英両国の経済・貿易の往来を密接化し、両国の友情をも深めている。イギリスは、中国のインターネット企業からの投資を大いに歓迎している」と語った。

デイビス貿易投資相はまた、「インターネットの急速な発展のプロセスのなかで、安全の分野において深刻なチャレンジに直面している。政府にとっては、分かち合いができる安全なインターネット環境を企業と消費者に提供する責任がある一方、業界機構、企業および利益関連の各方面の共同の努力もなければならない。中英インターネット円卓会議は、解決の道を検討するプラットフォームをわれわれに提供するものであり、このプラットフォーラムを上手に利用すべきだ。インターネットと3Gの肝心な技術の研究や開発、インターネットでの違法行為や好ましからぬ情報の取締り、ネットでの知的財産権の保護などの面で中英の交流と協力は、両国の利益に合致するものであり、世界のインターネットの発展にとっても重要な意義がある」と語った。

今回のフォーラムは1日半にわたり、中英双方の代表たちは「ネットにおける法制」、「インターネットにおける好ましからぬ情報の処理」、「ネットでの知的財産権の保護」、「3Gの発展と応用」などの議題について深く掘り下げて交流をすることになっている。

 

 「チャイナネット」 2009年7月22日

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