黄河壺口瀑布地質公園は黄河を中軸とし、山西と陝西の両省に跨っている。黄河の東側には呂梁山、西側には黄竜山がある。地質公園の境界線は黄河の中心線から両側へそれぞれ約1.5キロ広がっており、壮観そのものの滝が主な地質遺跡である。
黄河壺口瀑布は黄河の河床の上にある最大の滝である。滝の黄河上流における水面の幅は300メートルで、500メートル足らずのところに、幅が20~30メートルの滝となっている。1000立方メートル/秒の速度で流れる水は20余メートルの高い断崖から流れ落ち、壮観そのものである。波の高さが数10メートルに達し、遠くから「川から煙が上がる」景観を目にすることができ、日差しで「虹が天に通じる」という美しい景色が見えることもある。頭を上げてみると「黄河の水天上より来たり」という素晴らしい景観を目にすることができる。
「チャイナネット」2006/11/14