張家界世界地質公園は湖南省張家界市にあり、敷地総面積は3600平方キロで、張家界、索渓峪、天子山、楊家界という四つの主要景勝区と黄竜洞など完ぺきな生態系ができあがっており、地形の景観がよくそろっており、得難い天然博物館、稀に見る観光スポットである。
張家界武陵源砂岩峰林地形は地球上のユニークな地形の形態と天然の地理的特徴の代表格といわれている。公園内には3000余カ所の石壁が切り立つようになっており、その中で、高さ200メートルを超えるものが1000余カ所もあり、金鞭岩の高さは350メートルに達する。公園は世界で唯一の砂岩峰林地形の景観を中核としている。成型地質切断面、化石など数多くの地質遺跡があり、ユニークな地形景観を目にすることができる。
公園内のもう1カ所の特色のある地形であるカルスト洞穴地形は世界でも溶洞内の石筍が最も集中し、最も迫真感のあるものである。そのほか、公園内では森林が生い茂り、希少な植物が目につき、生物の進化の研究のうえでのデータとなっている。
公園及びその周辺地区では人類が活動する歴史が長く、古代遺跡の分布も広い。数多くの古代の寺院、建築物は、悠久な文化、歴史を示すものであり、地元の少数民族の風情があふれているため、数多くの人々を引き付けている。
「チャイナネット」2006/11/20