雲台山世界地質公園は河南省焦作市修武県北部の太行山南麓にあり、主に雲台山公園区の山体地形、断崖、滝、谷間の澄み切った泉の水が流れている地形を特徴とする。公園内の「雲台」地形の景観は美的価値があり、典型的なものである。
「雲台」地形は峡谷が奥深く、山々が聳え立ち、滝が流れ落ち、谷間に澄み切った泉の水が流れる美しい景観を目にすることができ、新構造運動と裂谷の進化の研究を研究するうえで重要な価値がある。
特殊な構造と地層の条件によって、公園内の水と水の動力的作用によって形成された滝、渓流、泉、河川などは中国北部のカルストの特色があり、美しい景観となっている。
公園の特殊な地理的位置とその地形によって、公園内には特殊な植物が生い茂っており、特殊な動物も生息しており、中国の南部と北部の動植物の生長と分布の境い目でもあり、大いに保護する価値がある。
現在、さまざまな自然の景観が7種、170余所もあり、山峰が100カ所、断崖が10余カ所、峡谷の中には数多くの地質遺跡が保存されており、そのなかで重要なものは系統的にもユニークな地層、岩石、鉱産物観光資源、ユニークな生態観光資源及び悠久な歴史のある人文観光資源などがある。
「チャイナネット」2006/11/21