雁蕩山世界地質公園は浙江省の楽清市域内に位置し、典型的な白亜紀流紋岩地形を呈していることで、世界地質公園に指定された。面積は450平方キロで、全世界の白亜紀復活型カルデラと地質学知識普及の重要なスポットとなっている。地球の進化の過程における重要な出来事の証拠として、雁蕩山の地質的価値は非常にユニークな存在で、大自然が人類に残した貴重な遺産である。
雁蕩山は谷も深く、山も険しく、山峰、岩壁、洞、滝が雁蕩山の火山岩地形の四つの景観である。山の中で目にすることのできる時代とスタイルの異なる民家、千年の歴史を持つ宗教を語るもの、名勝、古刹及び歴史上の知名人が残した340あまりの岩壁の彫刻、500の詩などはいずれも雁蕩山における濃厚な文化的価値を物語る存在である。
「チャイナネット」2006/11/21