国家林業局の祝列克副局長は11月4日開かれた全国砂漠化対策会議の席上、中国でまもなく、第3回砂漠化観測活動がスタートすることを明らかにした。観測対象となる面積、技術ともに新中国建国以来、最高レベルとなる。
今回の観測対象地域は、砂漠や砂地が広がる全国30省(自治区、直轄市)の851県(旗、市、区)。今回の観測では国内で初めて、全国的な規模で砂漠化に関する詳細な調査が行なわれ、調査洩れや重複観測がないよう、綿密な計画が立てられている。観測には専門家や学者およそ1万人が参加。参加者の規模も過去最大となる。
「人民網日本語版」2003年11月5日