ギネス認定証授賞式が10日、北京の中華世紀壇で開催された。東北地方、西北地方、華北地方を対象とする「三北防護林整備プロジェクト」が「世界最大の植樹・森林造成プロジェクト」に認定され、英国ギネス本部から認定証が授与された。
三北防護林プロジェクトは、砂漠化の防除と土壌流出の防止を目指して、1978年11月25日にスタートした一大生態プロジェクト。対象地域は三北地区13省(自治区・直轄市含む)の551県(旗・市・区含む)で、国土の42.4%を占める広大な地域。事業期間は73年、造成面積は3560万ヘクタールに及び、対象地域の森林面積を現在の5.05%から14.95%に引き上げることを目標にする。
「人民網日本語版」2003年12月11日