北京及びその周辺地区の砂嵐の監視測定、予報、通報システムはこのほどテスト運行を開始した。このシステムによると4日前に砂嵐を予め知ることができるという。
北京気象台によると、この監視測定システムは北京の周辺地区はもとより、はるか数千キロ離れた新疆ウイグル自治区のタリム盆地の砂嵐も監視測定でき、砂嵐が北京に入る前に正しい判断を下すことができる。
ここ数年、中国の植樹造林は絶えず強化されているが、現在中国の森林資源の総量は依然として低いレベルにあり、森林生態システムの全体機能はまだ脆弱である。特に、北方の春は、乾燥して風が強く、風が運んでくる砂塵現象が時々発生している。
「CRI」より2004/03/14