同保護区はマングローブ林と干潟からなる面積約1500ヘクタールの湿地帯で、野鳥・野生生物の楽園として知られる。保護対象として、「ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)」にも登録されている。保護区は米埔沼沢・後海内湾の2部分に分かれる。
保護区一帯は渡り鳥の重要な中継地で、北半球が冬に近づく10月頃、数万羽の渡り鳥がシベリアから飛んで来る。この地で冬を越す鳥もいれば、さらに南を目指す鳥もいる。
「人民網日本語版」2004年11月9日