中国の林業システムは今後、規模拡大と内実発展を並行させるという原則に基づき、2010年をめどに自然保護区を1800カ所に、自然保護区の総面積を国土面積の約16%に増やす計画だ。国の重点保護野生動植物種の9割、および典型的な生態系モデルの9割の保護を目指す。22日の全国林業自然保護区建設管理会議で明らかになった。
04年10月末現在、全国に設置された自然保護区は計1672カ所に上り、国土面積の12.4%を占めた。また陸生生態系の85%、野生動物種の85%、高等植物群落の65%、天然林の20%、天然湿地の40%が適切に保護されている。
「人民網日本語版」2004年12月23日