都市部生活ごみの無害化処理は世界各国で注目されている。中国の関係科学者、研究者が最近完成した「都市部ごみ生物処理技術」は、固体廃棄物の資源化処理に成功し、国際先進レベルに達したと見なされている。
経済の発展と人々の生活レベルの向上につれて、自然資源の消耗が加速され、固体廃棄物もますます増えている。中国は人口が多いため、廃棄物の資源化処理が非常に重要なこととなっている。ハルビン工業大学の呂ヘイ(火へんに丙)南教授を始とする科学研究グループは糞尿と生活ごみを主とし、石炭がらの粉末を補助材料とする方法で、温度調節を通して、悪臭気体の収集と処理の難関を突破し、国の基準を上回る肥料をつくることに成功した。
当該研究成果は生活ごみの資源化処理に成功し、都市部の生態環境の保護が可能となるばかりか、生態系の物質とエネルギー源の好循環と合理的な転化を促進することが可能となった。
「チャイナネット」2005-1-4