黄土高原の生態環境を改善するため、水と土の流失状況が深刻化している黄土高原での耕地作りに中国政府は830億元を投入する計画を立てた。
西北部地区にある黄土高原の総面積は64万平方キロに達するが、ここの水と土の流失状況は最もひどいことから、中国では生態環境が最も悪い地区の一つとなっている。
水利部黄河水利委員会の責任者によると、ここでの「耕地作り」によって、かなりの生態効果と社会効果が収められるということで、この計画に基づき、2020年までに、ここに50万ヘクタールもの耕地を増やし、7000万の農民は利益を受けられることになる。
「CRI」より2005/01/04