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青海湖野生動物種群、逐次数量を回復

青海省青海湖国家クラス自然保護区管理局の巡回調査の結果、2004年における青海湖の鳥類は189種類で、1984年の全数調査の結果よりも25種類増加して入ることが判明した。我が国特有希少種のプルゼワルスキ・ガゼルは、前回は150頭に満たなかったが、今回の調査では300頭に増加しており、過去における生態環境の変化と人の活動による野生動物種群は数量の下降状況に、一定程度の改善、回復が見られている。

巡回調査の結果、青海湖地区の鳥類の数量は安定して増加しており、既に15万羽に達し、越冬するオオハクチョウの数量もある程度回復し、過去に青海湖湖畔には生息、逗留しなかった鳥類も定住し始めている。過去の大々的な狩猟によって姿を消していた狼も、目に見えてその数を増している。

この数年、青海省は相次いで生態保護プロジェクトを実施しており、野生動物の生存環境は大幅に改善されている。湖を取り巻く43万ムー(15ムーは1㌶に相当)の耕地に対して耕地減反、樹林草本回復が推進され、青海湖自然保護区の建設プロジェクトも確実に遂行されて、鳥類保護、湿地監督測定、還湖巡回調査、鳥類及び野生動物救護などの活動が展開されている。青海省は旅行資源の切り札として生態旅行に力を入れており、バードウオッチング・ステーションを建設し、環境保護型電気自動車の使用などの措置を講じて鳥類保護に努めている。現在、旅行者が鳥島に遊びに行けば、至るところで人と鳥がハーモニーを保ち、ともに楽しんでいる姿を見ることができる。

青海省野生動植物・自然保護区管理局副局長の董建生氏は、「今年、青海湖ではプルゼワルスキ・ガゼルの救済、保護プロジェクトを実施して、この絶滅に瀕した動物種を保護し、青海省青海湖国家クラス自然保護区の建設も確実に推進していきます」と語った。

「チャイナネット」2005/01/17

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