内蒙古自治区には、中国北部の環境を守るグリーンベルトが形成されている。同自治区では近年、砂漠化対策の重点プロジェクトが相次いで始動した。砂漠化した土地の監視や全面調査が行われており、系統的かつ効果的な治砂管理体制や運営システムが次第に整いつつある。
同自治区では2001年、砂漠緑化面積が砂漠化面積を上回るという快挙を達成し、砂漠地域の生態環境の悪化が抑えられつつある。黄砂による砂嵐などの発生は減少傾向する勢いを見せている。
写真(左):渾善達克(フンサンダック)砂漠=内蒙古自治区・赤峰市内で撮影
写真(右):山間を歩くシカの群れ=赤峰市の克騰旗・白音敖包林区で撮影
「人民網日本語版」2005年3月22日