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ケンタッキー、一部商品の販売中止 着色料問題で

  ファーストフード店のケンタッキー・フライドチキンを経営する百勝餐飲集団は16日に声明を発表し、検査により15日、同店のメニュー「ニューオーリンズ・ローストチキン」と、「ニューオーリンズ・ローストチキンバーガー」の調味料から有害着色料スーダンレードⅠが検出されたことを明らかにした。国内の全店舗では、直ちに同2商品の販売を中止し、残りの調味料をすべて廃棄するなどの措置を取っている。

声明によると、ケンタッキーはスーダンレードⅠを含まない調味料の製造をすでに準備しており、1週間以内に同2商品の販売を再開する見通しだ。ケンタッキーは食品の安全性に関わる今回の問題に深い遺憾の意を示し、謝罪を表明した。百勝餐飲集団、調味料にスーダンレードⅠを使用した業者の責任を厳しく追及し、再発防止に努めるとしている。

合成着色料スーダンレードは1号から4号まで4種類ある。毒理学の研究により、突然変異やガンを引き起こす危険性があるとされ、中国では食品への使用が禁じられている。主な使用目的は、食品の赤みを増すため。

「人民網日本語版」2005年3月17日

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