今年上半期、中国は外国から持ち込まれる動植物の検疫検査に力を入れている。国家品質監督検査検疫総局は27日の記者会見で、今年上半期、検疫した植物から1900種の有害生物を検出し、動物やその製品からは疫病や有害物質を130回検出したことを明らかにした。
今年上半期、中国は50項目の禁止令を発表した。対象になっているのは、イラクや、サウジアラビア、ナイジェリアなどの国の家禽によるH5N1型高病原性鳥インフルエンザ、アルゼンチン、エジプトなどの国の口蹄疫、イギリスの低病原性鳥インフルエンザ、スウェーデンの狂牛病などで、国内への流入を厳重に防ぐことにしている。
「CRI」より2006/07/27