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三江源生態保護区の放牧禁止が実現

  三江源(長江、黄河、瀾滄江の源)は世界で最も海抜の高い、面積の広い、最も集中的な湿地生態系、中国の最も重要な水資源涵養地と生態機能区であり、その所在地である青海省の主要な牧畜業の生産基地でもある。

ここ30年来、地球温暖化と人間の不合理な活動の影響を受け、この地区の生態環境は日ましに悪化してきた。

調査の結果では、自然と人為的要因がともに同地域の生態系の劣悪化趨勢の原因であることが明らかになった。比較的に長い歴史的な空間から観察すると、生態環境の変化を決定づけるのは自然的地理条件と気候であるが、ここ20~30年の比較的短い期間を見ると、生態環境に影響を及ぼし、それを明らかに悪化させた主因は、人的活動が生態環境の受容限度を超えたことにある。

三江源地区には現在、70万近くの人口と2200万頭の(羊に相当する)家畜が飼育されており、いずれも1950年代の3倍を上回っている。平常の年の冬期と春期における草原の家畜容量は50~60%の過剰となっている。

三江源地区の生態系を保護し回復するため、中国は2003年から同地区で放牧禁止と生態的移住プロジェクトを実施し、これまでに35%の家畜が減少し、4200万ムー(15ムーは1ヘクタール)の草地の放牧禁止が実現した。

2003年と2004年に始まったプロジェクトは29の郷の1万7366世帯、約8.2万人をカバーするものであり、2005年度のプロジェクトも実施しており、大部分の課題は今年中に完成する見込みである。

「チャイナネット」2006/12/19

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