中国の砂漠化防止研究機構、甘粛省砂漠化防止研究所がこのほど、中国政府を代表して、アフリカ諸国の政府高官や技術者を招き、砂漠化防止に関する技術養成班を二回開講し、アフリカの砂漠化防止と生態整備の専門人材の養成に当たると発表した。
それによると、エジプト、ナイジェリア、タンザニアなどアフリカの18カ国からの政府高官と技術者25人がこの養成班に参加する。中国政府は養成費を負担するほか、参加者に一定の生活手当てを与え、必要となれば、参加者の往復の交通費をも提供する。
アフリカは、世界では砂漠化が最も深刻な地域で、食糧の安全が深刻な状態にあることから、経済援助と技術的支持をこれまで国際社会に求めてきた。
「CRI」より2007/02/05