中国気象局の秦大河局長は6日、「ここ数年、中国は様々な措置を講じて、二酸化炭素など温室ガスの排出量の減少に努めている」と述べた。
北京で行われた記者会見で、秦大河局長は、「ここ数年、中国は低炭素エネルギーと再生可能なエネルギーの開発・利用を強めると共に、天然林保護や耕地を森林・草原に戻すなどの措置をとった。統計によると、1991年から2005年まで、中国は合わせて8億トンの石炭消費に当たるエネルギーを節約し、これは、二酸化炭素の排出量を18億トン減少させたことに相当する」と述べた。
現在、中国の二酸化炭素の排出量はアメリカについで世界第二位であるが、一人当たりの排出量は世界平均レベルの六割ぐらいだということである。
「CRI」より2007/02/06