国連の関連機関は22日、ローマで「世界水の日」にちなんだイベントを行った。
国連のバン・キムン事務総長が席上挨拶し、「世界各国は水資源の管理とこの面での国際協力を強め、水不足問題に共同で対応すべきだ」と呼びかけた。
今年の「世界水の日」のテーマは「水不足の対応」であるが、バンキムン事務総長はこれについて「人口の迅速な増加や水資源管理での不適切、それに汚染など多くの原因から、世界の水の問題が懸念されている。総合的で持続可能な措置を講じて、水資源を管理しなければならない。こうしてこそ、国連のミレニアム目標が実現できる。世界の多くの河川や帯水層は各国で利用されているため、この面では国際協力が必要だ。この協力は国と国の友好関係の発展とその国の調和した発展にも役立つ」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/03/23