三峡ダム工事の生態と環境観測情報システムは昨日(22日)、北京で国家関係部門による竣工検査に合格した。
三峡ダム工事の生態と環境の観測情報システムは2002年7月から建設が始まった。検査委員会の陳宜瑜委員長の話によると、 このシステムは三峡ダム工事による生態環境の変化を適時に発見し、長江流域の生態環境の変動を把握する。そして好ましくない状況を予測した上で適時に警報を出し、対策を取る。このほか、三峡ダム工事によって、これまでに表れた環境への影響に対する評価を行うため、データを収集することもできるということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/03/23