北京市の吉林・副市長は31日、北京オリンピックプレスセンターの記者会見で、同市は今年も引き続き水質汚染の防止と改善に力を入れ、重点水源の保護、都市部の河川と湖の整備をして、第6環状道路(6環路)以内の都市水系整備を基本的に終えると述べた。また、同市中心部8区の汚水処理率を90%に引き上げるとした。
吉副市長によると、北京市は水資源の不足と汚染という2つのマイナス要素が併存している。このような状況下で、まずは水源の比較的集中する場所の保護に力を入れなければならない。水と土壌を維持し、きれいな小川を整えて、該当地域の水質を、飲用できるレベルにする。また一方で、都市部の河川と湖の整備を続け、汚水処理場の建設を急ぎ、都市部での汚水と雨水の分流を急ぎ実現する。
「人民網日本語版」2007年6月1日