国家発展改革委員会の馬凱主任は4日北京で、「先進国には気候変動問題について逃れることの出来ない重要な責任があり、その義務を担うべきだ」と語った。
関連データによると、ここ50年、先進国の二酸化炭素など温室効果をもたらすガスの排出量は近いう間に、世界排出総量の77%を占めているということである。これについて、馬凱主任は、「歴史的事実や責任を顧みず、気候変動を口実に、発展途上国に対して、先進国と同じような排出削減義務を負わせ、その発展を制限することは公平ではない。気候変動問題に対応する際、国際社会は発展途上国の発展の権利と発展の余地を充分に考慮すべきだ」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/06/04