第2期活動は04年から07年4月までの3年間で、トヨタ自動車が1100万元を投じ、防砂林、経済林、牧草地など998.2ヘクタールが形成された。期間中、中日両国の専門家は数多くの環境調査(気象観測、植生調査、地下水位、土壌調査など)を実施し、沙漠での植樹による緑化技術、砂漠化進行地区での防砂・固定による緑化技術、経済植物の植樹と防風・固定技術、経済生態型防護林の管理技術、牧草管理技術など、一連の沙漠管理技術を確立した。さまざまな技術の普及により、現地の生態環境は目に見えて改善された。これを基礎に経済林の植樹、薬草の栽培、酪農の発展などを推進したことで、産業構造が調整され、農民の所得が増加した。同時に、交通、飲用水、電力、通信、教育、医療、衛生などの環境も改善された。
「人民網日本語版」2007年6月5日