チベット自治区政府は、このほど発表した「2006年チベット環境広報」の中で、去年のチベットの自然環境は良好な状態を維持し、引き続き世界でも自然環境が最も素晴らしい地域の一つになっていることを明らかにした。
この環境広報によると、去年のチベットの主要河川と湖の水質は良好な状態を維持し、ラサ市では1年を通じた大気汚染測定の結果、「きわめてきれいな空気」の比率は99%を占めた。
統計によると、チベットの草地面積は8200万ヘクタール以上を保っており、大きな変化は起こっていない。チベットには、自然保護区が38カ所あり、その総面積は40万平方キロを超え、自然保護区の面積は中国で最も広くなっている。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年6月8日