中国では、毎年の地熱利用量が今では世界一位となり、その利用率は年間10%の割合で伸びている。
中国再生エネルギー源学会の石定寰理事長によると、地熱資源は、発電に利用されるほか、これを利用してのポンプ技術がここ数年注目されている。去年2末まで、大多数の省では、地熱ポンプの開発技術が普及され、全国各地でこの技術が採用された建築物の面積は3000万平方メートルに達した。
中国の地熱資源は豊富であり、年間の利用量は67億立方メートルに上っているが、エネルギー構造におけるその比率は0.5%未満となっている。このため中国は今後、効果的な措置を講じて、その開発と利用を速めていくことにしているのである。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/06/14